「東京ガスのデメリットを知りたい」
という人に向けて、東京ガスの電気プランのデメリットをまとめました。
関東地区に住んでいる人ならテレビや電車で東京ガスの広告を目にしたことがあるはずです。
実績としても東京ガスは新電力の中でもシェアがナンバー1になっています。
東京ガスのメリットは以前の記事でご紹介しました。
こんなメリットがたくさんある東京ガスの電気プランですが、もちろんデメリットもあります。
もし、東京ガスの電力プランに興味があるならば、デメリットを知った上で契約することを後悔がなくて良いと思います。
今回は東京ガスの電力プランのデメリットについて解説します。
Contents
東京ガスの電力プランのデメリット
電気とガスの供給地点が異なる
ガスやインターネットとまとめないと電気料金はそこまで安くならない
新電力の中で最も安い料金プランではない
電気とガスの供給地点が異なる
東京ガスは関東エリアのみガスと電気を供給しています。ここで注意したいのが、ガスと電気の供給地点が異なるということです。
電気は関東地方お含む山梨と静岡(一部)となっており、電線が通っている幅広いエリアが対象となっていますが、東京ガスが供給する都市ガスは関東でもガス管が届いていないところが多くあります。
供給エリアの詳細は過去の記事で解説していますので、一度確認してみてください。
ガスやインターネットのセット割を契約しないと電気料金はそこまで安くならない
東京ガスの電力プランは東京電力の電力プランと比較すると若干ですが安くなっています。しかし、若干すぎてその差は毎月の電気代の支払いでは感じられないほどです。
東京ガスでの支払いをより安くするためには、セット割を利用しないといけません。
しかし、東京ガスの都市ガスが通っていないエリアでは東京ガスのガスを契約できません。
そして、インターネットも複数の業者から選択できますが、縛りが出てきて本当にお得なインターネット業者を選択できなくなってしまう可能性があります。
そのため、東京ガスを利用して本当にお得になる人は結構限られてくると考えています。
そのため、電気料金は東京電力の電力プランとほとんど変わらなくなり、全くメリットがでません。
さらに、電気とガスのセットプランでないと、東京ガスの月々のガス・電気の使用量に応じてたまるポイントであるパッチョポイントの還元率が悪くなったり、クラシルの有料機能が無料になる特典を利用できないなどデメリットばかりです。
新電力の中で最も安い料金プランではない
東京ガスは新電力のシェア率がナンバー1になったのですが、本当に最も安い電力プランを打ち出しているのは、赤字覚悟で契約を取ろうとしているマイナーな電力会社です。

最近ではニチガスのガスと電気の販売のキャンペーンが安いと話題になりました。
そのマイナーな電力会社のキャンペーンは乗り換えるとすごい割引になったり、ポイントをゲットできます。そのため、東京ガスは最も安い料金プランではないということは知っておきましょう。
東京ガスの電力プランが向いていない人はこんな人
都市ガスが通っていない/オール電化を契約している人
東京ガスの電気は契約できるけど都市ガスは通っていないという人やオール電化で契約している人は、東京ガスのガス・電気のセット割が利用できません。
先ほど紹介した電気とガスの供給エリアがどちらとも対象になっている人となるととても限定的です。
また、ガスコンロよりもIHで料理する派の人でオール電化にしているという人も東京ガスのセット割が利用できないのでお得にはなりません。
電気料金を最も安くしたい人
東京ガスのプランにずっと契約していると一番電気料金を安くすることはできません。
最も電気料金を安くするためには、契約する電力会社を次々と変更してキャンペーンによる特典を利用する必要があります。
逆にいちいち乗り換えが面倒くさいという人にとっては、東京ガスのプランは他の電力会社とい比較して電気料金が安いのでおすすめです。
東京ガスの電力会社切り替えによる違約金はないので、キャンペーンの乗り換えで東京ガスを利用するのも良いと思います。
乗り換えはインターネットで簡単に申し込めます。
電力会社によっては、一定期間の契約がないと違約金が発生する場合もあるので、各ホームページで確認をするようにしてください。
まとめ:東京ガスなら電気とガスセット割が必須
今回は東京ガスの電力プランのデメリットについて解説しました。
東京ガスのガスと電気の供給エリアが異なるので、必ず対象になっているか確認しましょう。
また、電気契約だけでなくガスやインターネットのセット割で契約することが電気料金をお得にするためには必要不可欠です。
東京ガスの電力プランに興味があるならば、デメリットを知った上で契約しましょう。